「ミニマリストってやばいの?」
「ミニマリストっていうとやばいと思われそう」
ブログやSNSなどをみるとミニマリストはやばいという意見もあり、不安になりますよね。
ミニマリストの暮らしに憧れるけど、やばいと思われるのは嫌だなと思う人も多いはず。
結論から言うと、ミニマリスト=やばいという意見は無視してOKです。
正しいミニマリストの習慣を身につければ、部屋はキレイになりお金も貯まっていきます。
本記事ではミニマリストの私が、ミニマリスト=やばいを無視して良い理由を解説します。
合わせてやばいミニマリストの特徴と、やばいミニマリストにならないための対策もお伝えしますね。
本記事を最後まで読めば、豊かに暮らす憧れのミニマリストになれますよ。
目次
ミニマリストはやばいから辞めたほうがいいという意見を無視していい理由とは?
なぜ、ミニマリストはやばいからやめた方がいいという意見を無視してもOKかというと、意見を言ってくる人=正しいとは限らないからです。
ミニマリストに否定的な考えを持つ人には、決して豊かとは言えない人が多いんですよね。
ミニマリストはやめた方がいいという意見を持つ人には以下のような共通点があります。
共通点
- モノが多い=豊かだと思い込んでいる
- もったいなくてモノを捨てられない
- 貰えるモノはなんでも貰う
- 節約しているのに中々お金が貯まらない
上記の通り、否定的な意見を言ってくる人は、ミニマリストとは正反対の生活を送っているんです。
ミニマリストの正しい習慣を身につけて豊かになっていく姿を見せれば、否定的な意見を言う人は減っていきますよ。
実際に私は、部屋をキレイにしたら資産1,000万円を達成し、4万人からフォローされるインスタグラムでは「真似したい!」と言われています。
ミニマリストに否定的な意見は無視して、不要なモノはどんどん処分していきましょう。
でも、やばいミニマリストがいるのも事実ですよね?やばいミニマリストになりたくないので特徴や対策を教えてください!
次の章から、やばいミニマリストの特徴と対策方法を紹介していきます。
正しいミニマリストの習慣を身につけ、生活を豊かにしたい方は本記事の内容を参考にしてみてください!
やばいミニマリストの特徴7選
やばいミニマリストの特徴は以下の通りです。
やばいミニマリストの特徴
- 生活に必要なモノまで捨ててしまう
- 持ちモノが少なすぎる
- 家族のモノまで捨ててしまう
- 常に捨てるモノを探している
- 異常なまでに買い物を避ける
- 無趣味になり人生がつまらない
- ただの貧乏と思われるような行動をしている
順番に解説していきますね。
特徴1.生活に必要なモノまで捨ててしまう
やばいミニマリストの特徴1つ目は、生活に必要なモノまで捨ててしまうこと。
ミニマリスト初心者は何から捨てたらいいのかわからず、手当たり次第にモノを捨ててしまい、生活が不便になってしまいがちです。
実際、以下のように生活に必要なモノをバンバン捨ててしまうミニマリストは、少なくありません。
生活に必要なモノ
- 自炊に必要な調理器具や食器
- ベッドやマットレス
- まぶしさを遮るカーテン
上記のように生活に必要なモノまで捨ててしまうと、生活が豊かになるどころか不便になっていきます。
あなたの生活に必要なモノは、無理に捨てずにとっておきましょう!
特徴2.持ちモノが少なすぎる
やばいミニマリストの特徴2つ目は、持ちモノが少なすぎること。
モノが少なすぎる部屋で暮らしていると、寂しい部屋だと思われたり、驚かれたりする場合があります。
実際、私の家のリビングにはテーブルやラグを置いておらず、実家と比べるとモノが少なすぎるので、親に驚かれることはありますね......
でも、お気に入りのソファを置いて家族団欒の時間を過ごしているので、自分では寂しい部屋だとは全く感じていません。
むしろ、余計なモノがないおかげでゆったりと家族全員でくつろげています。
自分が快適なら、人の意見は気にしなくても大丈夫ですよ!
特徴3.家族のモノまで捨ててしまう
やばいミニマリストの特徴3つ目は、家族のモノまで捨ててしまうこと。
家族のモノを勝手に捨てたり、ミニマリストの価値観を押し付けたりすると迷惑がられてしまいます。
実際私も、旦那のモノを勝手に捨ててしまい、喧嘩に発展したことがありました笑
そのため、我が家では以下のルールを設けています。
我が家のルール
- しつこく「捨てろ」「片付けろ」と言わない
- 家族や友達のモノを勝手に捨てない
- なぜミニマリストを目指しているのか理由を話しておく
上記のように、あらかじめルールを決めておけば、家族とのトラブルを避けることができます。
家族とトラブルにならないための対策方法は、記事の後半でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ミニマリストを始めるときは、家族の同意を得ておきましょう!
特徴4.常に捨てるモノを探している
やばいミニマリストの特徴4つ目は、常に捨てるモノを探していること。
モノを少なくすることに執着しすぎると、常に「捨てなければ」という強迫観念にかられてしまいます。
常に捨てることばかり考えていると、1つモノが増えただけでもイライラしてしまうんです。
実際、モノを捨てることが目的になってしまっているミニマリストは、以下の行動をとりがちです。
とりがちな行動
- 何かを捨てていないと落ち着かない
- 常にモノを捨てられないか考えている
- 家の中が少し散らかっただけでイライラしてしまう
断捨離にハマりすぎて捨てることが生きがいになると、上記のように精神的に不安定になってしまいます。
捨てることに執着しないコツはなんですか?
捨てるべきモノばかり探すのではなく、自分が大切にしているモノに注目してみてください。
お気に入りの小物を見える所に飾ったり、大切なアクセサリーを身につけたりすると、今あるモノを大切にしようと思えます。
見るだけでテンションが上がる一軍のモノだけを身の回りにおけば、モノを捨てる強迫観念から解放されますよ。
断捨離に疲れたらお気に入りのモノを飾って、捨てることを忘れましょう!
特徴5.異常なまでに買い物を避ける
やばいミニマリストの特徴5つ目は、異常なまでに買い物を避けること。
捨てることに一生懸命になる余り、買い物を無理に避けてでもモノを増やしたくないと思ってしまう人がいます。
実際、異常なまでに買い物を避け続けると、以下のような問題が出てくるんです。
買い物を避け続けた結果
- 友人などから付き合いが悪くなったと言われる
- お金を使うことにストレスを感じる
- 必要なモノが足りず不便になる
以前の私も勘違いしていましたが、モノが増える=悪いことではないんですよね。
いらないモノを捨て、本当に必要なモノを買い足せば、暮らしは豊かになっていきます。
具体的にはどんなモノを買えば生活が豊かになりますか?
実際に私が買って良かったモノは、こちらです。
私が買って良かったモノ
- 良い寝具
- 時短家電
- 最新のスマートフォン
上記のモノを買ったおかげで生活の質が上がり、快適に暮らせるようになりましたね。
ミニマリストがお金をかけるべきモノについては【厳選】お金をかけるべきもの8選|自分に投資し生活を豊かにする方法をミニマリストが解説 の記事でも詳しく解説しているので、深く知りたい方は読んでみてください。
生活に必要なモノは、積極的に買い足していきましょう!
特徴6.無趣味になり人生がつまらない
やばいミニマリストの特徴6つ目は、無趣味になり人生がつまらなくなっていること。
大好きな趣味で使うグッズやアイテムまで捨ててしまうと、人生の楽しみがなくなってしまいます。
実際に、2021年に内閣府が行った満足度・生活の質に関する調査では、趣味・生きがいがある人の方が、人生の満足度が非常に高いという結果が出ているんです。
趣味・生きがいがある人とない人では満足度の水準に大きな乖離が生じており、趣味・ 生きがいがある人の満足度の方が非常に高いことが分かる。
出典:満足度・生活の質に関する調査報告書 2021 ~我が国の Well-being の動向~、内閣府
でも、仕事や子育ての影響で趣味を楽しむ時間がない場合は、趣味に使うモノを捨ててもいいですよね?
もちろんいいと思います。
実際、私はバイクに乗るのが趣味だったのですが、夫の海外赴任や子育てをきっかけにバイクを手放しました。
でもその代わり、今は自宅でピアノの演奏を楽しんでいます。
子育てしながらでもできる趣味があるおかげで、満足度の高い生活が送れていますね。
趣味で使うモノを始め、人生を楽しくしてくれるモノは、残しておきましょう!
特徴7.ただの貧乏と思われるような行動をしている
やばいミニマリストの特徴7つ目は、ただの貧乏と思われるような行動をしていること。
次のような行動をしていると、ただの貧乏だと思われてしまいます。
ただの貧乏だと思われる行動
- 自分に不要なモノを買ったり貰ったりしている
- 無理な節約をしている
- お金の使い方が下手
上記のような習慣があるとお金が貯まらないどころか、貧乏くさいと思われます。
え、それは嫌です!貧乏くさいと思われない方法を教えてください。
ただの貧乏と思われないための対処法は、【結論】ミニマリスト=ただの貧乏は間違い!貯金1,000万円のミニマリストが貧乏との違いを解説の記事で詳しく紹介しています。
生活を豊かにしたいなら、ただの貧乏と思われるような行動はしないようにしましょう!
やばいミニマリストにならないための対策5選
やばいミニマリストにならないための対策は以下の5つです。
対策5選
- 捨てること自体を目的にしない
- 大切なモノや必要なモノは捨てない
- 家族や友達に価値観を押し付けない
- 完璧を目指さない
- お金が貯まらない悪い習慣を捨てる
順番に解説していきますね。
コツ1.捨てること自体を目的にしない
やばいミニマリストにならないための対策1つ目は、捨てること自体を目的にしないこと。
断捨離が進み、捨てることが楽しくなってくると本来の目的を忘れ、捨てること自体が目的になりがちですが…
ミニマリストの本来の目的は一軍のモノに囲まれて豊かに暮らすことであり、モノを捨てまくることではないんです。
モノを捨てること自体が目的になっていると気づいたら、いったん冷静になって捨てる基準を設けていきましょう。
モノを捨てる基準は以下の通りです。
モノを捨てる基準
- 売ってもいいと思うモノは捨てる
- 捨てても買い直さないモノは捨てる
- 半年使ってなかったら捨てる
- 使うまでにめんどくさいモノは捨てる
- 視界に入ってテンションが下がるモノは捨てる
上記のように捨てるモノを選別していけば、捨て過ぎを防げます。
ミニマリストの捨てる基準については【結論】ミニマリスト女性の捨てるコツ7選|断捨離後の部屋やクローゼットも公開で詳しく紹介しているので、より深く知りたい方は読んでみてください。
捨てる基準をしっかり守って断捨離を進めていきましょう!
コツ2.大切なモノや必要なモノは捨てない
やばいミニマリストにならないための対策2つ目は、大切なモノや必要なモノは捨てないこと。
手当たり次第にモノを捨ててしまうと、大事なモノを失って後悔する羽目になります。
実際、私のインスタグラムで約4万人に「捨てて後悔したモノ」を聞いたところ、次のような回答がありました。
捨てて後悔したモノ
- 思い出の品
- ベビー用品
- 好きなアイドルのグッズ
- 車やバイク
- お気に入りの洋服
上記のように、その場の勢いで大切なモノを捨ててしまい、後悔する方は多いです。
でも、大切なモノでも処分しないと部屋が片付かないんです!
なので私は、大切なモノはレンタル倉庫や実家など自宅以外の場所に保管しています。
実家以外の場所に保管すれば、家は綺麗になる上、後悔せずに済むのでおすすめです。
なんでもかんでも勢いでモノを捨てず、大切なモノはとっておくようにしましょう!
コツ3.家族や友達に価値観を押し付けない
やばいミニマリストにならないための対策3つ目は、家族や友達に価値観を押し付けないこと。
ミニマリストはメリットが多いので、周りの人にもオススメしたくなりますが…
モノを捨てる習慣のない人にいくらメリットを伝えても、押し付けがましく思われるだけです。
特に一緒に住んでいる家族は、急にモノを捨て始めたあなたを見て戸惑っているかもしれません。
そのため、ミニマリスト生活を始めるときは、以下のことに気をつけてください。
我が家のルール
- 同居人の部屋のモノは捨てたり片付けたりしない
- 共有スペースのモノについては捨てる際に必ず話し合う
- 相手の考え方を無理に変えようとしない
私は上記のことに気をつけつつ、日頃から夫とよく話し合っているので、トラブルになることはほとんどありません。
また、家族専用のお片付けboxを作っておいて、散らかったモノをとりあえず入れておくのもオススメです。
家族や友人にミニマリストの考えを押し付けるのはやめましょう!
コツ4.完璧を目指さない
やばいミニマリストにならないための対策4つ目は、完璧を目指さないこと。
完璧主義に囚われてモノを減らし続けても疲れ果ててしまうだけなので、完璧主義は捨てましょう。
悲しいことに、完璧を目指すあまり辛くなって挫折し、ミニマリストを辞めてしまう方も少なくありません。
逆に神経質にならず、以下のように正しいミニマリストの習慣を身につければ、ミニマリストを楽しく続けることができますよ。
正しいミニマリストの習慣
- 洋服は1軍だけのモノにする
- 普段の持ち物は必要なモノだけにする
- 断捨離よりも子育て優先
正しいミニマリストの習慣については、ミニマリストになりたい主婦必見!クローゼットの服や不要な持ち物を捨てるコツを解説で紹介しているので、興味がある方は読んでみてください。
モノを少なくするのをゴールにするのではなく、一軍に囲まれた豊かな生活を目指しましょう!
コツ5.お金が貯まらない悪い習慣を捨てる
やばいミニマリストにならないための対策5つ目は、お金が貯まらない悪い習慣を捨てること。
悪い習慣を身につけたまま断捨離を続けていくと、お金が貯まるどころかどんどん減っていきます。
お金が貯まらない悪い習慣は、以下の7つです。
お金が貯まらない悪い習慣
- 余分なモノが多い
- 安いモノを衝動買いする
- 品質にこだわり高価なモノばかり買う
- 使い切る前に新しいモノを買う
- 家の居心地が悪く外出が多い
- 貯金の残高を把握していない
- 貯金の目標額を決めていない
実際に私はミニマリストになって上記の習慣を改めた結果、資産1,000万円を達成できました。
悪い習慣の詳細やお金が貯まるミニマリストになる方法は、【1000万貯めた】ミニマリスト=お金が貯まらないはウソ|貯金できない人の悪い習慣7つを解説の記事の中で紹介しているので、詳しく知りたい方は読んでみてください。
ミニマリストの正しい習慣を学ぶところから始めましょう!
まとめ|一軍のモノを残し捨て過ぎなければ憧れのミニマリストになれる
最後に、やばいミニマリストの特徴をおさらいしておきましょう。
やばいミニマリストの特徴
- 生活に必要なモノまで捨ててしまう
- 持ちモノが少なすぎる
- 家族のモノまで捨ててしまう
- 常に捨てるモノを探している
- 異常なまでに買い物を避ける
- 無趣味になり人生がつまらない
- ただの貧乏と思われるような行動をしている
せっかくミニマリストになろうとしているのに、ミニマリスト=やばいという意見を目にして不安になる方は多いです。
私自身、ミニマリストになる前はモノが多いのが豊かだと思い込み、ミニマリスト=豊かだとは気づいていませんでした。
しかし、お金持ちはミニマリストだと気づき、いらないモノを捨てていくうちに、モノと向き合う習慣が身についたんです。
すると部屋はどんどんキレイになり、いつの間にか貯金も増えて資産1,000万円を達成できました。
私のインスタのフォロワーさんからも「モノを捨てたら貯金が増えた!」という声をいただいています。
つまりあなたも、ミニマリストの正しい習慣を身につければ一軍に囲まれた豊かな生活を送ることができるんです。
ぜひ本記事の内容を参考に、まずは目の前のゴミから捨ててみてください。