「もったいない」の治し方

【親子で解決】おもちゃを捨てるのがもったいない理由3選|後悔しない処分方法とタイミング

「もったいなくておもちゃを捨てられない」
「おもちゃを減らしたいけど、減らし方が分からない」
「おもちゃを減らすときは子どもに話した方がいいの?」

減らしたいと思っても、おもちゃには思い出も詰まっているし、大切にしていたからこそ「もったいない」と感じてしまいますよね。

私も子どもが喜ぶ顔が見たくて、ついおもちゃを買って増やしてしまい、処分に困った経験があります。

でも、断捨離するタイミングを決めておもちゃを手放したら、親も子どももすっきりと片付く部屋で生活できるようになったんです。

本記事では、おもちゃの処分方法や断捨離のタイミング、おもちゃを増やさないコツをご紹介します。

本記事の内容

  • おもちゃを捨てるのがもったいないと感じる理由3選
  • おもちゃを捨てるのがもったいないときにおすすめの処分方法5選
  • おもちゃを断捨離するタイミング4選
  • おもちゃを捨てるのがもったいないを防ぐ|増やさないコツ4選
  • おもちゃを減らすメリットは片付け上手になれること

最後まで読めば、後悔せずにおもちゃを手放せるようになれますよ!

おもちゃを捨てるのがもったいないと感じる理由3選

おもちゃを捨てるのがもったいないと感じる理由を、3つお伝えします。

もったいないと感じる理由3選

  • 思い出があるから
  • いつかお下がりで使うかもしれないから
  • 高価だったから

まずは捨てられない理由と向き合います。

順番にみていきましょう!

1.思い出があるから

おもちゃを捨てるハードルが高くなる理由の1つが、思い出があるからです。

思い出が詰まったおもちゃを捨てると、おもちゃと一緒に思い出までなくなった気持ちになってしまいがち。

子ども自身が手放したくないおもちゃよりも、親の気持ちの面で手放せないおもちゃの方が意外と多いですよね。

おもちゃに思い入れがあるのは、育児を頑張ってきた証拠です。

おもちゃを手放したからといって、思い出までなくなるわけではないですよ!

2.いつかお下がりで使うかもしれないから

いつかお下がりで使うかもしれないと考えると、おもちゃを捨てるのがもったいないと感じやすいです。

再びおもちゃを購入するのは、お金と手間がもったいないと思ってしまいますよね。

でも、お下がり用で取っておくと実は、以下のような負担がかかっているんです。

お下がりの保存でかかる負担

  • 家のスペースをとられる
  • 手入れの手間がかかる
  • 使うかな~と考える脳のキャパを奪われる

私は、お下がりの保存で負担がかかっていると気付いてからは、お下がり用のモノは手放すようにしました。

知り合いの先輩ママさん達にも、いざお下がりを使うときが来ても衛生的に気になって買いなおしたと話している人が多いですよ!

将来本当に必要になった時に、また買い直しましょう。

3.高価だったから

おもちゃを捨てるのがもったいない理由には、高価だったからとの気持ちも潜んでいます。

高かったおもちゃを手放すと、お金を捨てる感覚になってしまうからです。

例えば以下のようなおもちゃは、手放すのをためらってしまいますよね。

高価だったおもちゃの例

  • プラレール®
  • おままごとキッチン
  • 知育玩具

上記のように高級なおもちゃでも、一生モノのおもちゃは滅多にありません!

おもちゃにかけたお金は、子どものその時の年齢の笑顔と遊ぶ楽しみのために払ったお金です。

子どもが成長したとき、おもちゃは十分に役目を果たしてくれたと考えると、おもちゃを手放しやすくなりますよ。

次の章で、おすすめのおもちゃの手放し方を紹介しますね!

おもちゃを捨てるのがもったいないときにおすすめの処分方法5選

おもちゃを捨てるのがもったいないときの、おすすめの処分方法5つを紹介します。

おすすめの処分方法5選

  • フリマサイトで売る
  • リサイクルショップで売る
  • 友達や知り合いに譲る
  • 回収ボックスに持って行って寄付をする
  • 役目を終えたおもちゃに感謝して捨てる

後悔のないおもちゃとのお別れができるようになりますよ。

それぞれ解説しますね。

1.フリマサイトで売る

おもちゃは、フリマサイトで売って収益化しやすいです。

特にベビー用品は使う期間が短く、安く手に入れたい人が多いため人気があります。

もし状態の良い以下のようなおもちゃがあったら、試しに出品してみましょう。

売れやすいおもちゃの例

  • 絵本
  • 知育玩具
  • 車や電車のおもちゃ

実際に我が家も、息子の使わなくなったおもちゃをメルカリで売りました。

フリマサイトでの出品のコツは【脱貧乏人】メルカリで売るより捨てるのはもったいない!取引200件のミニマリストが売るコツを紹介で詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください。

オススメ!
【脱貧乏人】メルカリで売るより捨てるのはもったいない!取引200件のミニマリストが売るコツを紹介

「メルカリで売るより捨てる人の方が多いの?」「不要品を手放したいけどメルカリに出品するのはめんどうだから捨てようかな」 メルカリで不要品を売りたいけど、出品するのがめんどくさくて捨ててしまう人は多いで ...

少しでもお金になれば手放しやすいので、試しに出品してみましょう!

2.リサイクルショップで売る

フリマサイトに出品するのが手間なときは、リサイクルショップの買取を活用しましょう。

リサイクルショップだとフリマサイトと違って、以下のような手間が省けるので便利ですよ。

リサイクルボックスのメリット

  • 写真を撮る手間がない
  • 梱包する手間がない
  • まとめて持ち込めるので便利

価格は自分で設定できないですが、手間なくおもちゃを引き取ってもらえるので非常にありがたいサービスです。

近くにリサイクルショップがある場合は、ぜひ持ち込んでみましょう!

3.友達や知り合いに譲る

友達や知り合いに、おもちゃが欲しい人がいたら譲りましょう。

今おもちゃを必要としている人に使ってもらった方が、長く使ってもらえるからです。

おもちゃを譲ると、以下のようなメリットがあります。

友達や知り合いに譲るメリット

  • まだ使えるおもちゃを捨てずに済む
  • モノが循環する
  • 友達や知り合いの助けになれる

でも、数年後に下の子が使うかもしれないと思うと譲る気になれないんです…

おもちゃの品質は日々進化しているので、また必要になったときはもっといいモノが世に出ていますよ!

今使わないモノを手放すと、家が家族のくつろぎ空間になります。

身近に「欲しい」と言ってくれる人がいたら譲って、おもちゃを家に溜めないようにしましょう!

4.回収ボックスに持って行って寄付をする

おもちゃの手放し方には、回収ボックスに持って行って寄付をする方法もあります。

売るのではなくて誰かにあげたいけれど、身近にあげる人がいない人におすすめです。

おもちゃの寄付には、以下のような寄付先があります。

寄付をすると、捨てるのがもったいなくて取っているだけだったおもちゃが役に立ちますよ。

5.役目を終えたおもちゃに感謝して捨てる

おもちゃを減らすには、役目を終えたおもちゃに感謝して捨てることも大切。

おもちゃは、使い終わった時点でちゃんと役目を果たしてくれています。

感謝とともに役目を果たしたおもちゃを捨てると、以下のメリットがありますよ。

感謝して捨てるメリット

  • 前向きなお別れができる
  • 「もったいない」気持ちに区切りが付けられる

むやみに捨てるわけではないという姿勢を子どもに見せると、モノを大切にする気持ちを親子で学べますよ。

役目を終えたおもちゃは「ありがとう」の気持ちで捨てましょう!

おもちゃを断捨離するタイミング4選

おもちゃを断捨離するタイミングを4つお伝えします。

おもちゃを断捨離するタイミング4選

  • おもちゃが見つからなくて困ったとき
  • 子どもに見向きもされないおもちゃがあったとき
  • 新しいおもちゃを買ったとき
  • おもちゃが壊れたとき

おもちゃの減らしどきが分かると、おもちゃを整理するきっかけになりますよ。

順番に見ていきましょう!

1.おもちゃが見つからなくて困ったとき

使いたいおもちゃが見つからなくて困ったときは、おもちゃを減らすタイミング。

おもちゃが見つからないのは量が多すぎるサインなので、管理できる量まで減らしましょう。

実際、おもちゃが見つからない家の中は、以下のような状態が日常になってしまいます。

おもちゃが見つからない家の中

  • 収納に入らない量のおもちゃがある
  • 片付けの習慣が身につかない
  • おもちゃが見つからずにイライラしてしまう

本当は楽しく遊ぶ時間にしたいのに、おもちゃが見つからずに親子でイライラしてしまうのも辛いですよね。

イライラから解放されるためにも、おもちゃを減らしましょう!

2.子どもに見向きもされないおもちゃがあったとき

子どもに見向きもされないおもちゃは、手放しましょう。

おもちゃが溢れている中には、子どもにヒットしなかったおもちゃや、対象年齢を過ぎて遊ばなくなったおもちゃが紛れています。

見向きもされずにいるおもちゃを手放すポイントは、以下の3つです。

手放すポイント

  • 子どもに「このおもちゃ、使わなくなったからバイバイするね」と説明する
  • 見えない場所に一旦保管する
  • 子どもが忘れた頃に手放す

子どもに聞いても「全部捨てたくない!」と言われたら、どうすればいいですか?

もし子どもに「嫌」と言われたら、子どもの気持ちを尊重して、一旦手放すのはやめてみます。

見えない場所に保管して、子どもが気にしなくなった頃に手放しましょう!

3.新しいおもちゃを買ったとき

新しいおもちゃを買ったら、今あるおもちゃを手放しましょう。

おもちゃが増えないようにするには、1つ買ったら1つ以上捨てることが大切。

以下のポイントで、手放すおもちゃを見つけてみてください!

手放すおもちゃの見つけ方

  • 手放すおもちゃを子どもに聞いてみる
  • 「新しいおもちゃを買うならこれはバイバイだよ」と親が子どもに提案する
  • 使っていないおもちゃを親が見極めて手放す

おもちゃを捨てることに慣れていないので、手放すおもちゃを選べません!

子どもに捨てる行動に慣れてもらうためには、まずは親が自分のモノや家のモノを手放している姿を見せるのが良いですよ。

子どもにモノを手放すよう求めるときは、親の背中を見せましょう!

4.おもちゃが壊れたとき

おもちゃが壊れてどうしても修理できないときは、壊れたおもちゃを手放しましょう。

壊れたおもちゃを捨てる経験は、以下のような学びを子どもに与えてくれます。

壊れたおもちゃから学べること

  • モノには寿命がある
  • 大切に使わないとおもちゃが壊れてしまう
  • ゴミの分別のルール

おもちゃが壊れたら、つらいですが手放すときがきた合図です!

おもちゃを捨てるのがもったいないを防ぐ|増やさないコツ4選

おもちゃを増やさないコツを4つ紹介します。

増やさないコツ4選

  • おもちゃで遊んでいる子供の姿を写真に残す
  • 子どもと一緒におもちゃの整理をする
  • おもちゃを買うルールを家族と決める
  • おもちゃのサブスクを利用する

増やさないコツを実行すれば、おもちゃの量を管理できるようになりますよ。

くわしく解説していきますね!

1.おもちゃで遊んでいる子供の姿を写真に残す

おもちゃを増やさないためには、おもちゃで遊んでいる子供の姿を写真に残しましょう。

写真を撮っていると、おもちゃがなくなってもいつでも思い出を見返せるからです。

写真は以下2パターンの撮影がおすすめです!

おすすめの写真

  • おもちゃで遊ぶ自然な子どもの姿
  • おもちゃを持ったカメラ目線の子ども

育児で疲れたときや、子どもが大きくなったときに写真を見返すと懐かしい気持ちになれますよ。

全ては手放せないという方は、捨てずに取っておくモノに関するマイルールを決めましょう!

捨てずに取っておくモノを決めるコツはミニマリストになりたい主婦必見!クローゼットの服や不要な持ち物を捨てるコツを解説の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

オススメ!
ミニマリストになりたい主婦必見!クローゼットの服や不要な持ち物を捨てるコツを解説

「ミニマリストになりたいけど何から始めたらいいの?」 ミニマリストや断捨離の考えは主婦の間で人気ですが、いざ始めようと思っても何から捨てればいいのか分からず、悩んでしまう方は少なくありません。 「洋服 ...

写真に残して、おもちゃを手放せる状況を作りましょう!

2.子どもと一緒におもちゃの整理をする

おもちゃを増やさないためには、子どもと一緒におもちゃの整理をする習慣をつけましょう。

「モノを大切にすること」と「いらないモノを手放すこと」は両方大切だと子どもに伝える、絶好の機会になります。

以下は、子どもとの捨て活のポイントです。

子どもとの捨て活のポイント

  • 子ども本人の「いる」「いらない」の意志を尊重する
  • 定期的におもちゃ整理の時間をつくる

捨て活を先導する上で大切なのは、否定しないこと。

おもちゃの整理を通して、子どもがおもちゃと向き合う方法を知るのも楽しいですよ。

モノを抱え込まずに手放すことの大切さを、子どもにも伝えていきましょう。

3.おもちゃを買うルールを家族と決める

おもちゃを買うルールを家族と決めることも、おもちゃを増やさないコツ。

「これ以上おもちゃを増やしたくない!」というときに、旦那さんや祖父母が勝手におもちゃを買ってきてしまったら困りますよね。

以下のような、おもちゃを増やさないためのルールを、家族で決めるといいですよ。

おもちゃを増やさないためのルール

  • 収納に入る分なら買ってもよい
  • 誕生日、クリスマスなどおもちゃを買うタイミングを決める
  • 祖父母にはおもちゃを買う前に教えてもらう

ルールを決めておくと、せっかく買ったのに嬉しくない事態を防げます。

揉め事なく過ごすためにも、家族でルールを決めていきましょう!

4.おもちゃのサブスクを利用する

おもちゃのサブスクを利用すると、おもちゃを増やさずに済みます。

おもちゃを手放すのが億劫な人には、以下のような特徴をもつサブスクがオススメです。

おもちゃのサブスクの特徴

  • おもちゃが増えない
  • 段ボール入れて送り返せばいいので、手放す手間が少ない
  • もう年齢に合わないときにさっと手放せる
  • 毎月違うおもちゃが届くので子どもの刺激になる

例えば、キッズラボラトリーは0歳〜8歳まで利用できるのでおすすめです。

試しに数カ月だけ活用するのもありですよ!

買うのと手放すのが面倒な人は、ぜひサブスクを利用してみてください。

おもちゃを減らすメリットは片付け上手になれること

おもちゃを減らすと、おもちゃを上手に片付けられるようになります。

全てのおもちゃを片付ける場所が決まり、無理やり押し込まなくても収納に入るようになるので、片付けやすくなるんです。

おもちゃで散らかった部屋を卒業すると、以下のようなメリットがありますよ。

メリット

  • 子どもが自分で片付けられるようになる
  • 片付けにかかる時間が短くなる
  • おもちゃが見つからなくてイライラしない

本来楽しむためのおもちゃが、困りごとの原因になるのはもったいないです。

1つでも不要なおもちゃを手放してみましょう!

まとめ|親子でおもちゃを断捨離してモノの手放し方を学ぼう

本記事では、おもちゃを捨てるのがもったいないと感じるときの手放し方やタイミングを解説してきました。

おもちゃには思い出が詰まっているので、おもちゃを捨てると思い出も捨てる感覚になってしまって手放しにくいですよね。

実際私は、モノを大切にすることばかり教えられて育ってきたので、おもちゃに限らず思い出のモノが捨てられずにいました。

けれど、ミニマリストを目指したのをきっかけに、モノを抱え込まなくても思い出を大切にできると気付いたんです。

おもちゃでいっぱいの部屋よりも、すっきりと片付く部屋の方が親も子どもも過ごしやすいと実感しています。

あなたも、本記事の内容を参考に、まずは見向きもされていないおもちゃから整理をはじめてみましょう。

-「もったいない」の治し方