ミニマリストになる方法

【うんざり】物が多い家が疲れる理由5選|ぐちゃぐちゃな部屋をキレイにする方法を解説

「常に視界に物が入ってきて、なんとなく疲れてしまう…」
「片付けたいけど、何から手をつけていいか分からない…」
「部屋の中に物があふれていて、片付けてもすぐに散らかってしまう…」

家の中が物であふれていると、片付けや掃除が大変になるだけでなく、心まで疲れてしまいますよね。

スッキリ片付いた家にしたいと思っていても、どこから手をつければいいのかわからず、そのままになっている人も多いはず。

私も、部屋の物の多さにストレスを感じながらも、なかなか手放せずにいました。

でも、物が多いとなぜ疲れるのかを理解し、断捨離を進めたところ、一軍に囲まれた快適な暮らしになったんです!

本記事では、物が多い家がなぜ疲れるのか、その具体的な理由と解決策を詳しく解説します。

本記事の内容

  • 物が多い家が疲れる理由5選
  • 物が多い家が与える影響3選
  • 物が多い家になってしまう心理的な原因3選
  • 物が多い家から脱出する6つの方法

最後まで読めば、物の多い家を卒業し、快適な暮らし方ができるようになりますよ。

ぜひ、心地よい暮らしを手に入れる第一歩を踏み出しましょう!

【なんで?】物が多い家が疲れる理由5選

物が多い家が疲れる理由として、以下5つがあげられます。

疲れる理由

  • 視覚的な情報量が多く、脳が疲れる
  • 片付けや掃除の負担が増える
  • 探し物が見つからず、ストレスが溜まる
  • 気持ちが落ち着かず、リラックスできない
  • 睡眠の質が悪くなる

なぜ疲れてしまうのか、1つずつみていきましょう!

1.視覚的な情報量が多く、脳が疲れる

物が多い家では、視界に入る情報が多いため脳が疲れてしまいます。

目につくものが多いので、脳が常に処理を続けなければならないからです。

例えば、テーブルの上に書類や小物が散乱していると、頭の中で以下のようなことが起こります。

頭の中の様子

  1. 無意識に物を認識し続ける
  2. 脳が休まる時間が減る
  3. 疲労感が増す

物が目に入り続けると、気づかないうちに脳が疲れてしまうんですね…。

整理整頓された空間では、脳の負担が軽減されますよ!

2.片付けや掃除の負担が増える

物が多いと、掃除や片付けの手間が増えるので疲労感が増します。

掃除をするために、物を移動する一手間が増えてしまうためです。

例えば、以下のような負担増加があげられます。

負担増加の例

  • 床に物が散乱していて、掃除機をかけるたびに移動しなきゃいけない
  • 収納スペースが満杯で、一つの物をしまうために別の物を動かす必要がある
  • そもそも物が多すぎて片付けるのに一苦労してしまう

小さな負担が積み重なり、片付けるのが面倒、掃除をするのが億劫と感じ、どんどん悪循環にもつながります。

物を減らして、片付けや掃除の負担を減らしましょう!

3.探し物が見つからず、ストレスが溜まる

物が多い家では、必要なものがすぐに見つからず、探し物をする時間が増えます。

何かの物の下に隠れてしまったり、整理整頓されていないので必要なものが見つかりにくくなるのが原因です。

物が多い人は、以下のような状況におちいりやすいです。

おちいりやすい状況

  • 外出時に鍵や財布が見つからない
  • 重要な書類が見つからずにイライラする

探し物に時間がかかると、予定に遅れる原因にもなります。

物を減らして整理すると、探し物のストレスを軽減しスムーズな日常生活を送れますよ。

4.気持ちが落ち着かず、リラックスできない

物が多すぎると、本来リラックスするための家が、逆に落ち着かない空間になってしまいます。

リラックスしようとしても、常に目に入る物が気になってしまうからです。

例えば、リビングに物があふれていると、目に入るたびに「片付けなきゃ」と思い、プレッシャーを感じてしまいます。

結果的に、くつろぐはずの家がストレスの原因となり、心が休まらない状態に陥ってしまうんです。

物を減らしシンプルな空間にすると、心からリラックスできるお家になりますよ。

5.睡眠の質が悪くなる

寝室に物が多いと、脳が刺激を受け続けてしまいます。

脳が刺激を受け続けると、睡眠の質が悪くなり疲れが取れにくくなってしまうんです。

物が多い人のベッド周りは、以下のようになっている場合が多いです。

物が多い人のベット周り

  • 脱いだ洋服が積み重なっている
  • 読みたい本や読みかけの本が積み重なっている

ベッド周りが散らかっていると、気が散ってしまい心も落ち着きません。

また、部屋が散らかっているとホコリが溜まりやすく、アレルギーや睡眠の質の低下にもつながります。

寝室はできるだけシンプルにし、リラックスできる空間を作りましょう。

物が多いと疲れる原因は分かりましたが、他にも影響はあるのでしょうか…?

次の章では、物が多い家がもたらす具体的な影響について解説していきます。

物が多い家が与える影響3選

物が多い家に生活していると起こりうる影響は、以下3つがあげられます。

起こりうる悪影響

  • 集中力が低下してイライラする
  • 無駄遣いが増え貯金ができず、貧乏になる
  • 片付けが面倒→物が増えるという悪循環が起こる

デメリットが大きいので、詳しく説明していきますね。

1.集中力が低下してイライラする

物が多い家では、集中力が低下しやすくなります。

視界に入る情報量が多く、注意力が奪われて気が散ってしまうからです。

特に仕事や勉強をするとき、周囲が散らかっていると気が散りやすくなり、作業効率が落ちます。

実際、東京法経学院の研究によると、モノが散らかっている状況下では集中力が途切れやすいと言われています。

脳は物を目にするたびに、情報を処理しようとします。情報が多ければ多いほど処理するために労力を感じ、ストレスを感じるのです。また、ふと目についたモノが気になり、余計に集中しにくくなることも多いでしょう。

出典:散らかった机はNG!勉強机の整理のポイント|東京法経学院

快適な生活を送るためには、スッキリとした空間を作ることが大切です。

物が多くてイライラする原因は【脱ためこみ症】物が多いとイライラするのは病気じゃない!苦手な人もできる片付け方を4つ紹介でも紹介しています。合わせて参考にしてみてください。

不要なものを減らして、集中力をアップさせましょう!

2.無駄遣いが増え貯金ができず、貧乏になる

物が多い家では、無駄遣いが増える傾向があります。

すでに持っているものを把握できず、同じものを買ってしまうのが原因です。

また、物が多い家では以下のような傾向もあります。

物が多い家の傾向

  • 収納スペースが足りず、収納グッズや家具を追加で購入する
  • 必要なものを見つけられず、つい新しいものを買ってしまう

結果として、家の中の物がさらに増える悪循環に陥ってしまいます。

節約や貯金をしたいなら、まずは物を減らし、必要なものだけを持つ習慣を身につけましょう。

3.片付けが面倒→物が増えるという悪循環が起こる

物が多い家では、片付けが面倒になり、さらに物が増える悪循環が生まれます。

物が多いと、片付ける時間や労力が増えるため、今度でいいやと先延ばししがちになるからです。

例えば、以下のような悪循環におちいります。

悪循環の例

  1. クローゼットの物があふれていて、洋服をしまえない
  2. 椅子やベッドに放置してしまう
  3. どんどん洋服が積み重なっていく
  4. 着たい服が見つからずにイライラする
  5. 探すのが面倒で、また似たような洋服を購入してしまう
  6. 洋服をしまうために、さらに収納BOXや家具を購入する

悪循環を断ち切るには、まず不要なものを手放し、片付けやすい環境を整えましょう。

洋服の多さに悩んでいる人は、ミニマリストの私のクローゼットを【公開】ミニマリストの服の数はワンシーズン3セット|おしゃれな人向けに服の選び方も紹介で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

悪循環を断ち切り、すっきりしましょう。

物が多い家になってしまう原因3選【心理を解説】

物が多い家になってしまう心理的な理由として、以下3つが考えられます。

心理的な原因

  • もったいない精神が強く捨てられない
  • 使うかもしれない不安から捨てられない
  • 片付けが面倒→物が増えるという悪循環が起こる

心理を理解すると、なぜ物が増えるのかが分かるので詳しく説明していきますね。

1.もったいない精神が強く捨てられない

まだ使えるからと思ってなかなか物を捨てられない「もったいない精神」は、物が多い家になる原因です。

もったいない気持ちは、お金を捨てるように感じているから起こります。

例えば、以下のものはもったいないと感じやすい傾向があります。

もったいないと感じやすいもの

  • 高かったもの
  • 貰い物で使っていない新品のもの
  • 買ったけど少ししか使わなかったもの

新品のものやまだ綺麗なものは、捨てるのはもったいないと感じやすいですよね。

でも、何年も着ていない服や使っていない食器などは、持っていても意味がありません。

もったいない気持ちを手放し、本当に必要なものに囲まれた生活を目指しましょう。

2.使うかもしれない不安から捨てられない

いつか使うかもと思うと、なかなか捨てられなくなります。

使うかもしれないという不安な気持ちから、手放せずにいるためです。

以下のものを、いつか役立つかもと思って保管していないか確認しましょう。

保管しがちなもの

  • 昔使っていた家電や雑貨
  • 数年前に購入した流行物の鞄や洋服
  • 来客用の食器
  • 収納便利グッズ

長い間使っていないものは、これからも使う可能性が低いと考えたほうがいいです。

必要なものだけを厳選し「今」使うものを大切にすると、スッキリとした空間が作れますよ。

3.収集癖がある

収集癖をもつ人は、物が多い家になりやすいです。

揃えるのが好きでコレクション気質があると、物がどんどん増えてしまいます。

例えば、収集癖の人は以下のようなものを集めがちです。

集めがちなもの

  • 限定品やご当地品など手に入りにくいと感じるもの
  • 何か使えそうと感じる空き箱や包装紙
  • シリーズの物や揃えて並べたい物

集める楽しみはありますが、保管のために場所を使ってしまいます。

趣味の物や本当に手元に置いておきたい物は何か、厳選してみましょう!

物が多い家から脱出する方法6選【疲れる家を卒業】

物が多い家を卒業する方法を、以下6個ご紹介します。

脱出する方法

  • 断捨離のルールを決める
  • 必要な物と不要なものに分けて、処分する
  • フリマアプリを活用して収益化する
  • 物を増やさない習慣を身につける
  • 使いやすい整理整頓のルールを作る
  • 綺麗な部屋を保つ買い物の工夫をする

「できそう」と感じるものから、ぜひ実践してみてください。

1.断捨離のルールを決める

物を減らすためには、最初に明確な断捨離ルールを決めるのが大切です。

以下の断捨離ルールを、参考にしてみてください。

断捨離ルール

  • 半年以上使っていないものは捨てる
  • 同じ用途のものは1つに絞る
  • 視界に入ってテンションが下がるもの

捨てる基準を決めておくと、物を手放す心理的なハードルが下がります。

どんなものを捨てていいか迷う人は【もっと捨てたい人へ】ミニマリスト女性が捨てたもの85選|捨てても困らないものを場所別に紹介の記事も参考にしてみてください!

まずは、自分が取り組みやすいルールを決めて、スムーズに片付けを進めましょう。

2.必要な物と不要なものに分けて、処分する

物が多い家を脱出したいならまず、必要なものと不要なものに仕分ける作業をしましょう。

例えば、以下の表のように仕分けを進めてみてください。

残すもの今使っているもの近いうちに使う予定があるもの
手放すもの長期間使っていないもの同じ用途のものが複数あるもの

不要なものは「捨てる」「譲る」「売る」の3つの方法で処分すると、スムーズに片付きます。

普段から仕分けを習慣化できれば、無駄なものが増えにくくなりますよ。

3.フリマアプリを活用して収益化する

不要なものを手放す際、フリマアプリを活用すると収益化できますよ。

まだ使えるけれど不要なものは、メルカリやラクマなどのフリマアプリで販売するのがおすすめです。

特に、以下のようなものは売れやすいので、フリマアプリへ出品してみましょう。

売れやすいもの

  • ベビー用品
  • 洋服
  • コスメや美容グッズ
  • スマホやタブレット

ブランド品や家電、未使用品は高値で売れる可能性があるので、上手に活用してみてください!

フリマアプリで販売するコツは【脱貧乏人】メルカリで売るより捨てるのはもったいない!取引200件のミニマリストが売るコツを紹介で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

売れたお金を貯金や新しい生活のために使えば、物を減らすモチベーションも高まりますよ!

4.物を増やさない習慣を身につける

物を減らした後に大切なのは、新たに物を増やさない習慣です。

せっかく物を減らしても、捨てた以上に購入し続けていると、あっという間に物が多い家に逆戻りです。

物を増やさないためには、以下の習慣を意識してみてください。

おすすめの習慣

  • 1つ買ったら1つ捨てる
  • 衝動買いを防ぐために一晩考える
  • 収納スペースに入らないものは買わない

衝動買いを抑えられると、節約にもつながります。

物が多すぎる汚部屋の脱出方法をを【誰でもできる】汚部屋の脱出方法をレベル別に解説|ビフォーアフター写真も公開で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

物を増やさない習慣を身につけて、綺麗な部屋を保ちましょう。

5.使いやすい整理整頓のルールを作る

片付けが面倒にならないように、使いやすい整理整頓のルールを作りましょう。

以下のようなルールを、取り入れてみてください。

整理整頓のルール

  • 使用頻度の高いものは取り出しやすい場所に置く
  • 同じカテゴリーのものは一箇所にまとめる

シンプルなルールを設定すると、片付けが楽になります。

物の置き場やルールを家族みんなに共有して、散らからないように意識していきましょう!

6.綺麗な部屋を保つ買い物の工夫をする

部屋をスッキリ保つためには、買い物の仕方を見直しましょう。

買い物をすると必ず物が家に入ってくるので、物を増やさないと意識しながら購入することが大切です。

具体的には、買い物する時に以下の点を意識してみてください。

買い物時のポイント

  • 本当に必要かどうかを考える
  • 収納スペースに余裕があるかを確認する
  • 同じような物を持っていないか考える
  • 欲しい!の感情だでなく、使う見込みがあるかしっかり検討する

ミニマリストの考え方を取り入れると、少ない物で快適に暮らす意識が身につきますよ。

買い物の仕方を工夫して、物が増えすぎない生活を目指しましょう!

まとめ|物が多すぎる家をスッキリ片付けてラクに暮らそう

本記事では、物が多い家が疲れる理由や、解決策について解説しました。

家の中に物があふれていると、視覚的な刺激が多くなり、片付けや掃除の負担も増えてしまいます。

また、探し物が見つからずストレスを感じたり、気持ちが落ち着かずリラックスできなかったりと、日常生活に悪影響を及ぼします。

私自身もかつて、物が多い家で疲れを感じていました。

でも、少しずつ物を減らし、物を増やさない習慣を取り入れたら、今では快適な暮らしを実現できています。

片付けは、一度に完璧を目指さなくても大丈夫です。

まずはできることから始めて、物が少ないスッキリした家を少しずつ目指してみてください。

あなたも本記事の内容を参考に、物が多い家から卒業し、心地よい空間を手に入れましょう!

-ミニマリストになる方法